ループコイル式車両検知センサーとは地中に電線をコイル状に埋設し、そのコイルで車両の検知を行うものです。本機は1台に独立動作する2チャンネルを内蔵しており、機器の菅理を楽にします。
車両検知センサーPSS-200-4Tの特長
- 3-4ターンのループコイルであれば、通常はそのまま流用して使えます
- 1台に独立動作する2チャンネルを有しています。
- 感度モニターやループコイルが適正であることを示す表示ランプを備えています
- 車両の在車を検知すると外部にリレー接点により通知します
- 調整が簡単です(ほとんどの場合、調整は必要ありません)
- 発振周波数の切り替えが可能で隣接したループコイルの影響を受けません
- 停電復帰後も状態を正確に表示します
【ループコイルセンサーの原理】
地中に電線をコイル状に埋設した状態で電流を流すと磁界が発生します。(ループコイル)その上に車両(金属物)がくると、ループコイルのインダクタンスが変化しますので、その変化を捉え車両の有無を検知します。ループコイルによる車両検知方法についてはこちらでもう少し詳しく説明しております。
▼在車検知の使用例▼
車両検知センサーPSS-200-4Tの仕様
項 目 | 仕 様 |
検知方式 | 位相角変化検出方式 |
制御方式 | マイクロコンピュータ |
内蔵 チャンネル数 |
2チャンネル |
主な表示 | 感度モニター、在車、適正動作、送信、受信 (送信、受信はオプション) |
検知レベル | 検知レベル20または選択 |
電源電圧 | DC+24V |
消費電流 | DC+24V時 0.1A |
出力 | リレー2接点(検知時クローズ) |
外形(mm) | 26(D)×70(W)×117(H) |
重量(g) | 約120g |
車両検知センサーPSS-200-4Tの外観
- PSSシリーズには次のような機種もあります!
- 1ターンコイルに対応できる「PSS-100-1T」
PSS-100-1Tにつきましてはこちらをご覧ください。
- ドライブスルーの車両検知に使用することを考えた「PSS-100-DT」
検知処理までの時間が速く、検知後に車両がループコイルから離れると速やかに検知オフにするといった特徴を持ちます。停車車両や徐行速度での車両検知を行います。(高速での通過は検知できない可能性があります)外形はPSS-100-1Tと全く同じで、ループコイルも1ターンですので、埋設工事が楽です。 - PSS-100-1Tと同サイズで3-4ターンの既設ループコイルに対応できる「PSS-100-4T」
PSS-100-4Tにつきましてはこちらをご覧ください。
詳細につきましてはこちらまでお問い合わせください